乎豆神社の樹木が、鵜の糞尿による立ち枯れ、台風等の強風による倒木などで数年間に大量の木を伐採してしました。
令和2~3年に樹木が鵜のねぐらにならない対策を実施。
氏子の皆様に植樹の寄付をお願いし、寄付してくださった人から樹木を選んでいただき、寄付してくださった氏子の皆様に参加してもらい、令和4年2月16日、20日、神社境内に第1回目の植樹を行いました。合計87本の植栽をしました。植栽の内訳は、河津桜=36本、楓=35本、榊=14本、樫=1本、薙=1本。

令和6年秋、区の紹介で「公益財団法人静岡県グリーンバンク」より桜の木20本を譲り受ける話がまとまり、2回目の植栽を実施することになりました。20本の内訳は、河津桜=5本、寒緋桜(カンヒザクラ)=15本、加えて個人寄付の仙台しだれ桜=1本の計21本。

令和7年2月16日、重機により植栽場所の穴堀、2月23日天皇祭(天皇誕生日)の神事終了後、総代の皆さんにより植栽を実施いたしました。

河津桜の植栽

植栽場所:本殿西側…みおつくし支援学校側

神社境内に2回目の植栽
神社境内に2回目の植栽

寒緋桜(カンヒザクラ)の植栽

寒緋桜は中国南部を中心に台湾やベトナムなどに分布する種。沖縄県石垣島にもカンヒザクラの自生地があり国の天然記念物に指定されている。沖縄では、「染井吉野」の育成が難しいこともあって観賞用に植えられており、桜の開花宣言にも利用されている。
東京でも江戸時代後期から栽培されており「寒緋桜」「元旦桜」「薩摩緋桜」とも呼ばれている。花が赤く開花期が早いことから人気があるが、もともと暖かい地方で育成する種なので寒さには弱い。

植栽場所:駐車場南側と西側

神社境内に2回目の植栽
神社境内に2回目の植栽
神社境内に2回目の植栽
神社境内に2回目の植栽