乎豆神社境内に木の切り株が多いのは何故?

平成20年頃~令和3年頃に毎年10~100本近い桧木、杉その他樹木が伐採された。

原因は3つあり
1.台風及び、強風による倒木(切り株が斜めになっているもの)
2.上記の影響で傾斜、又は倒木の危険性があり、境内建物、近隣住宅に損傷を与えそうな樹木の伐採
3.川鵜のフンによる立ち枯れ(全体の約70%近くは川鵜の影響)

『カワウ』が増えた原因と『カワウ』駆除対策 

いつのころか都田川に数羽の『カワウ』が飛来するようになり、乎豆神社の桧木の枝がカワウの寝グラ、子育ての巣作りの材料となり、巣を作る場所が高所で外敵に襲われる事もなく、近くを流れる都田川の魚が食料となり好条件が整う場所となった。
また、法律『鳥獣保護管理法』により、駆除することが出来なく、ロケット花火、音の出る金属を鳴らすなどして追い払う事をしたが、乎豆神社上空を1周して戻って来るだけで効果なし。
カワウのフン公害はすさまじく、近隣住民は糞尿の臭いで窓も開けられず洗濯物も外に干す事も出来ない状況で、参道、下草の上にも糞尿で真っ白になり、桧木、杉、その他樹木の枝も糞尿で真っ白になり次々に枯れてゆく運命でした。
カワウは、数百羽に増え、行政、神社庁などに駆除について相談したが良い案はなかったが、ある情報から、金沢兼六園で有名な『雪つり』が効果あると聞き、高所作業車で木の上からテグス、色付きテープを四方八方に吊り下げてカワウが木に近づけない状況を作り出した事で神社からカワウを駆除した。

乎豆神社境内の切り株
奥:台風による倒木、手前:カワウによって枯れた木
乎豆神社境内の切り株
台風による倒木
乎豆神社境内の切り株
カワウによって枯れた木
乎豆神社境内の切り株
カワウによって枯れた木

都田川に生息する『カワウ』