江戸時代のお伊勢参り豆知識

江戸時代の一大イベントとしてお伊勢参りが流行し、1829年(文政12年)の式年遷宮の翌年には、半年未満の間に460万人以上が訪れたという記録がある。
60年に一度お伊勢参りの大ブームがあったとの事。

お伊勢参りのメインルートとして、

  • 江戸日本橋→秋葉山→鳴海→熱田→桑名→伊勢神宮→江戸日本橋、又は逆ルート
  • 江戸日本橋→伊勢神宮→桑名→熱田→鳴海→秋葉山→江戸日本橋

※秋葉山本宮秋葉神社参拝は、江戸が火災多く、火防神(ひぶせのかみ)の秋葉山へ参拝した。

宮司さんの話では、秋葉山⇔鳴海の道中間で、神明宮であった乎豆神社にも参拝したとの話があるとの事。

下記の地図ルートを見てもその可能性はあると思われる。
※当時の参拝者ランキング:1位=伊勢神宮、2位=秋葉山

江戸時代のお伊勢参りルート

江戸時代の伊勢参りルート
伊勢参宮『宮川の渡し』歌川広重作
伊勢参宮『宮川の渡し』歌川広重作(Discover Japan資料より)