世界で「建国記念日」を法律で定めて祝日とする国家は多いが、何をもって建国記念日とするかは、国によって異なる。
日本では、建国の日は明確ではないが、建国をしのぶ日として法律に基づき「建国記念の日」が定められた。日付は政令に基づき、日本神話を基に建国日とされていた紀元節と同じ2月11日にされた。
2月11日は、神武天皇(日本神話の登場人物であり、古事記や日本書記で初代天皇とされる)の日本書記における即位日辛酉年春正月、夷辰朔、すなわち、旧暦1月1日の月日を明治時代にグレゴリオ暦での具体的な日付として推定したものである。
他の祝日が祝日法に日付を定めているのに対し、本日のみが「政令で定める日」と定められている。
※神話を基にした推測で確たる建国の日を示す証拠がないため「政令で定める日」となっている。

建国祭

祭典に伴う献じん物の準備

右側が内宮に天照大御神(あまてらすおおみかみ)様用、左側が豊受気毘売神(とようけびめのめかみ)様用。

鏡餅、牛の舌、お酒、お米、水、魚(鯛)、大根、人参、ごぼう、きゅうり、昆布、寒天、干し椎茸、リンゴ、お菓子、を供える。
小宮には鏡餅(6個)

建国祭

三方に準備されたお供え物は脇の部屋に

建国祭

準備されたお供え物

建国祭

宮司、禰宜、総代、来賓の順で隊列くみ本殿へ

建国祭

宮司、禰宜、総代は本殿正面から、来賓は本殿東側の入口から入る

建国祭

本殿左側に禰宜、総代の皆さん

建国祭

本殿右側に宮司、来賓の皆さん

建国祭

禰宜の「ウオ~」と言う合図と共に宮司が天照大御神様の扉を鍵を使い開ける

建国祭

献饌(お供え物を総代の手渡しで本殿に供える)

建国祭

天照大御神様に供えられた献じん物

建国祭

禰宜の「ウオ~」と言う合図と共に宮司が豊受気毘売神様の扉を鍵を使い開け、お供え物を総代の手渡しで供える

建国祭

豊受気毘売神様に供えられた献じん物

建国祭

宮司による祝詞

建国祭

総代、来賓による玉蟲奉天

建国祭

式典が終わり献じんものを下げる

建国祭

宮司が扉を閉める

建国祭

宮司の閉式の辞